坂の上の雲(5)読了

朝の読書

・喜望峰は波が高い。

・児玉の死が簡単に触れられているだけだったが、暗殺じゃないかと思った。

日露戦争でロシアが降伏状を出してきたとき、幹部室には「これまで犠牲になった両兵の怨念が集まってにて、喜悦など微塵もなく、押しつぶされる雰囲気になった」とあり、一方、前線の両兵は、「肩を組みながら酒を酌み交した。歓喜を抑えきれなかった。勝ち負け関係なく、この惨烈な戦争が終わったのだと両軍の兵が兵士であることを忘れた」とある。この対比エピソードが良かった。※でも、読み進むとこの降伏は一時休戦でしかないらしいが。日露戦争長い。

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『インターネットで"意見"があふれ返っている時代だからこそ、"人の物語"は余計に力を持たなくてはならない。』 - 村上春樹 表現借用 -

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